蝶理で働く人

篠尾 俊寛

商流をつくる、商売を生み出す

    職人でありながら商売をしていた父親の影響もあり、学生時代から「自分も商流、商売を生み出したい」という想いを抱いていました。蝶理を選んだ理由は、説明会でプレゼンテーションする社員が持っていた自信みなぎるオーラに惹かれたためです。大学生だった自分よりも元気で活気がある。「こんな社会人がいるのか。なんて人たちだ」と驚いたことを覚えています。その印象は選考を進むごとに高まり、内定をもらった際は迷わずに入社を決めました。
    現在は、合繊・テキスタイル部に所属しています。ポリエステルやナイロンを中心とした合成繊維を取り扱う合繊・テキスタイル部の中で、私はスポーツ用生地やニット生地を担当するグループ。私自身は、アウトドアやゴルフなどスポーツアパレルや縫製商社に対してのテキスタイル販売を行っています。
     自分が提供したテキスタイルが製品となり、プライベートで立ち寄るアパレルショップで見かけることもあります。実際に手に取り購入している様子を見たときは、やはり嬉しくなります。

付加価値と情報の重要性

    毎月、1週間から2週間程度は出張に出ています。行き先は、協力工場がある福井や石川、富山の北陸三県や客先のある東京や名古屋など様々です。また、仕入れ先や販売先がある中国やベトナムに行くこともあります。
    国内外、多くのお客様や取引先と仕事をしています。その中で、付加価値の重要性を強く感じています。例えば、当社には、糸から生地まで織り・染め・加工の全工程を一貫して管理できる体制があります。そのため、スケジューリングや品質管理が行いやすいことはもちろん、商品に込められたこだわりやストーリーまで、お伝えすることができる。この点は、競合他社に対して大きなアドバンテージになっていると思います。また、社内外に張り巡らせたネットワークから集まる情報の精査も欠かせません。商社にとって、正確な情報は命と言ってもいい。だからこそ、『現場・現実・現物』の3現を大切に、間違った情報に惑わされないよう、いつも心がけています。

前任者の影響を乗り越え、成長につなげる

    入社当時、何も分からなかった頃に行動を共にした一人の先輩社員がいました。マーケットを一人で切り拓き、多くのお客様を開拓したその先輩社員は、業界内でも知られた存在でした。その先輩社員を主担当とし、私がサポートに入るかたちで、同じマーケットを担当していました。お客様にも“二人で一組”のようなイメージが根付いていたと思います。ところが、私が入社5年目の時に、その先輩社員が急遽海外赴任することになったのです。担当されていた客先は、すべて私に引き継ぐことに。中には立ち上げて間もない案件もあり、非常にプレッシャーを感じました。
    先輩社員が残した足跡は大きく、自分が主担当になっても、お客様からもなかなか相手にされない状態が続きました。事あるごとに「前はこうだった」と比較をされ、悔しい思いをしたことを覚えています。それでも、ここでくじけては次へ進めません。覚悟を決め、お客様と顔を合わせる機会をできる限り増やして、なんとか自分という人間を覚えてもらう努力をしました。すると次第に向こうから連絡が来るようになり、いつしか「次はいつ来てくれるの?」といった声がかかるようになったのです。関係性を築くまでには約2年かかりましたが、大きな逆境を乗り越えたこの経験は、この先も自分を支え続けてくれそうです。
    今後は、携わっている事業軸を飛び越えて、より社会に役立つような仕事を生み出していきたいです。その結果、自分自身や当社の価値を高めることができれば嬉しいです。

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