蝶理で働く人

武政 智也

どこよりも魅力的に映った、同期の存在

    一番最初に内定をもらったのが、蝶理でした。学生時代に海外留学をした経験もあり、就職活動中、興味があったのは商社が中心。そのため、内定をもらった際は“このまま蝶理に行くか、別の企業の選考も進めるか”で迷っていた記憶があります。
    内定後、蝶理主催の内定者懇親会がありました。集まったのは“未来の同期社員”。彼らと出会い、会話をし、その場で蝶理への入社を決めました。よく「蝶理は人に恵まれている」と言われますが、そこに集まった仲間たちや、その場を仕切ってくれた先輩方が本当に面白かった。それぞれが海外を含めて、現場の第一線で活躍するようになり、今では顔を合わせる機会が少なくなった同期もいますが、全員連絡を取り続けています。
    入社後1年は、アパレルの基礎を学びました。生地やボタン、付属品を揃えて海外に送る。海外の工場で縫製を行い、梱包をして日本へ送り返す。そうしたモノづくりの流れを知ることで、自分の仕事にどんな人が関わり、どんな人に支えてもらっているのかを、知ることができたと感じています。その後、4年目までは大阪で、5年目からは東京で、それぞれ同じアパレル領域の仕事に携わっています。

アイデアから、納品まで。すべてをつくる場所

    “全ての工程に携わる”ことが、私の所属する部署の特長。直近のトレンドを踏まえた商品企画の提案から始まり、資材を発注する業者の選定から海外の工場とのやりとり、進捗の管理や輸送手段の決定・手配、納品まで一貫して行います。また、企画から納品までの期間もお客様により様々。3ヵ月といった短納期から、1年以上掛けて取り組むプロジェクトまであります。私自身が担当しているのは、合計8つのアパレルブランド。それぞれ異なる案件が同時に動くので、管理は大変です。そのための大きな支えになってくれるのが、営業活動をサポートしてくれるアシスタントスタッフと、工場との確認や出来上がってきた商品のチェックを行ってくれる技術スタッフの存在。私も含めた“3人・1チーム”として、案件に取り組んでいます。
    今でこそ、営業として国内外で商談を行っていますが、入社当時は何もできませんでした。そんな自分を育ててくれたのが、入社2年目に出会った上司。アシスタントとして様々な場所に同行する中で、メモの取り方や商談の仕方といった社会人の基本はもちろん、目標設定の方法や、会食の席での立ち居振る舞いまで、あらゆることを教わりました。今は別の部署に異動し、会う機会が少なくなりましたが、それでも年に数回は食事をして、近況報告をしています。

蝶理だから欠かせない、大切なこと

    “一人で全工程を管理できる”という点は、やりがいでもあり、難しさでもあります。物流会社や資材の仕入先、海外の工場など多くの組織・人が関わる中で、最も管理が難しいのは“納期”。あらかじめ決められた納品日に向け、それぞれの足並みを揃えることには、いつも苦労します。
    以前、担当した案件で起こったトラブルも、原因は“納期”でした。韓国のメーカーから取り寄せた生地の輸入が、通関手続きで数日遅れてしまったのです。そのため、縫製先である中国の工場が「納期には間に合わない」とギブアップ。なんとか交渉を続けましたが、残り数日がどうしても縮まらず苦労しました。このままでは本当に間に合わなくなる、というところで上司に相談。電話で交渉してもらったところ、なんと工場のラインが1つから2つへ増強。間に合わせることができたのです。元々、上司との繋がりが深い工場ではあったようですが、経験や影響力の差を感じ、ほっとすると同時に悔しく思ったことを覚えています。
    少しずつ中堅と呼ばれる社歴に差し掛かり、最近感じていることがあります。それは、蝶理の仕事では“本気かどうか”が大切だということ。どれだけ不器用な新人でも、本気で一生懸命やっている人間を無視するような会社では、決してない。必ず誰かが導いてくれる、むしろ「一緒にやるか」と言ってくれるはずです。ぜひ、これから入社する皆さんも、熱意を大切に仕事に取り組んで下さい。

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