蝶理のスタンス

蝶理のスタンス

「繊維?化学品?機械?何の専門商社?」「そもそも、専門商社ってなに?」「蝶理ってグローバル企業なの?」
そんな疑問にお答えするために、ここでは蝶理の特徴を6つのスタンスにまとめました。
このスタンスを学ぶことで、蝶理という会社がどんな特徴を持っている会社なのか理解できると思います。
是非目を通して私たちが何を強みにし、何を目指しているのかを知ってください。

専門分野を深堀りし、トレーディングで世界を繋げる専門商社

「総合商社」と「専門商社」の違いは大きく分けて二つあります。ひとつは「事業領域」の違いです。総合商社は食料、エネルギー、繊維、鉄鋼、インフラ、自動車、医療など、あらゆる分野を幅広くカバーします。一方、専門商社は得意分野に特化し、その分野を深く掘り下げていきます。横に広げるか、深掘りするか、それがひとつめの違いです。
もうひとつは、「収益構造」の違いです。総合商社は、資本や資源を投入し、事業や投資先企業の価値を向上させる「事業投資」が収益の軸になります。一方、専門商社は、商材に関わる販売・仕入・物流・情報・人脈等のあらゆるネットワークを活かして最適な商流を作り出し、世界を相手に商材の売買を行う「トレーディング」が収益の軸となります。
また、専門商社は、専門的な知見を活かし、オリジナル製品を企画・開発することで付加価値を追求しています。加えて、顧客のニーズに最大限応えるために、国内だけでなく世界各国のサプライヤーと緊密な関係を保つことで業界全体を見渡し、特定商材のスペシャリストとして競争力を高めています。

収益の最大化

「商」×「工」という独自のスタイルの「繊維事業」

生糸問屋として創業した私たちにとって、繊維事業は創業以来150年に渡るビジネスの軸。その専門性の高さと知見の広さで、歴史と共に信頼を築き上げてきました。今では、グローバルネットワークを駆使し「繊維」の川上から川下まで、あらゆるビジネスシーンに関与しています。
マーケティングから素材の調達という「商」の機能と、生産、製造、品質管理の「工」の機能。この「商社機能」と「メーカー機能」のふたつの機能を掛け合わせ、付加価値の高いビジネスを展開しています。
「商」×「工」。これは私たちの独自のスタイルであり、大きな強みでもあります。また、「川上」から「川下」までをトータルに扱う総合力を活かし、商社でありながら年に2回、「繊維総合商談会」という展示会を開いています。蝶理の情報収集力、素材開発力を駆使した「蝶理オリジナル商材」を提案し、ビジネスを拡大させています。

トータルビジネス

「ニッチなニーズをカバーする「化学品・機械事業」

「化学品・機械事業」で取り扱う商材は実に様々。ウレタン原料を始め、医薬・農薬中間体といったメディカル素材、フラットパネルディスプレイに使われるガラス基板原料、甘味料などのフードケミカル、プロピオン酸などの飼料添加物、四輪車やフォークリフト等の輸送機器etc…。扱う商材は本当に幅広く、一見すると方向性が見えないと思われがちですが、すべて中核である繊維事業の派生から始まり、大きくなった商材であるという共通点があります。化学品事業のルーツは、合成繊維の原料である各種合成樹脂の取り扱い、機械事業は繊維の織機の扱いなどから少しずつ業容を拡大してきました。
そして現在は「ニッチな商材・分野・市場」に特化し、このニッチなニーズに応えることを追求することで、他社との差別化を進め、市場での存在感を増し続けているのです。現在は、太陽電池パネル及び周辺部材、健康食品、美容用原料、リチウムイオン電池の原材料など、今後さらなるニーズの高まりが見込まれる新しい「ニッチ」なフィールドに対してのアプローチを強化しています。

3つのN

グローバルビジネスの先駆者

蝶理の海外進出は第二次世界大戦後、民間貿易が再開された1949年からスタートしました。1950年代にアメリカ、中国、1960年代にヨーロッパ、インドネシア、ドバイ、ロシア(当時のソビエト連邦)、1970年代にタイ、チリ、1990年代にベトナムと、海外拠点を拡充してきました。
特に中国との関係は深く、日中国交正常化前の1961年には中国政府により「友好商社」第1号に指定されました。蝶理は中国において、絶大なトップブランドとして根づいており、「中国なら蝶理」と言われるほどです。
現在では、貿易取引比率が商社の中でも極めて高いと言われるほど、蝶理のグローバル化は進んでいます。他商社の一歩先を行くこのビジネスネットワークを今後も発展させ、世界に貢献する「蝶理」であり続けたいと考えています。

蝶理だからできるモノづくり専門商社だからできるものづくり

専門商社としての知見を活かし、市場のニーズに則した様々な「蝶理オリジナル」を創り出しています。例えば、自然染色ならではの風合いを活かす新たな染色技法「ナチュラルダイ」。「ナチュラルダイ」は色落ちしやすいという天然色素による染色の常識を覆しました。また、世界最軽量のナイロン生地「トリプルセブン」や、エコ時代にふさわしいペットボトルから再生されるポリエステル繊維「ECO BLUE」といった高機能素材は、多様化が進む社会のニーズを先取りした新しい素材と言えます。
「化学品・機械」の分野においても、新世代エコカーや次世代電力ネットワークであるスマートグリッドを支えるリチウムイオン二次電池の原材料開発、中国にはR&Dセンターを設立して、医薬・農薬用原料の分析・開発も行っています。
このように、蝶理では、長年培ってきた知見と経験を元に、「繊維」「化学品・機械」の分野において、原材料からその加工法、新しいビジネスモデルの構築まで、強みを活かした新しい価値の創造に取り組んでいます。

取り扱い分野は専門的。働き方は総合的

専門商社の働き方というと、その響きから働き方も「専門的」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際はその逆で、総合的で、裁量がとても大きい。総合商社のように大きな予算・人員規模のプロジェクトの中で、ひとつの役割に特化するということはなく、市場調査、提案、販売・仕入交渉、品質・納期管理といった商売に関わる全行程を基本的には担当者が一人で行います。
さらに蝶理では、ビジネスになる可能性があると認められれば、若手であっても新たなビジネスを提案することができます。主体性を持って働くことが求められ、自由も責任も大きい仕事ができるのです。取り扱う分野としては「専門的」、しかし、仕事の範囲・進め方は極めて「総合的」。それが、蝶理の働き方なのです。
「自分にしか創れない仕事」とは、一体どんな仕事でしょうか。是非、見つけてください。

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